糖尿病患者に発生する冠動脈疾患は従来、無痛性心筋虚血が多いとされてきた。発見時にはすでに重症化しており、びまん性多枝病変で血行再建が難しく、良好な予後が得られない。しかし、近年は急性冠症候群(ACS)の形で発症するパターンが明らかに増えているという。順天堂大学大学院循環器内科の代田浩之氏は、第28回日本糖尿病合併症学会(9月13日〜14日、開催地:旭川市)で、ACS発症糖尿病患者に対する2次予防策について、LDL-コレステロール(LDL-C)を50mg/dLを切るレベルまで下げる積極的脂質低下療法が有効である可能性を示唆した。

ACS発症糖尿病、LDL-C 50mg/dL未満への低下が有効かの画像

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