強い血管新生作用を有する塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)を、生体吸収性材料であるゼラチンハイドロゲルに含浸させ、徐放製剤とし、単回筋肉内投与する、新しい重症虚血肢(CLI)再生医療の臨床試験で良好な成績が得られた。投与前に比べ、経皮的酸素分圧(TcO2)、6分間歩行などが有意に改善したもの。京都大学大学院心臓血管外科学の丸井晃氏らが、第45回日本動脈硬化学会(7月18〜19日、開催地:東京都)で報告した。製剤化、保険診療化を目指し、京大病院の厚労省高度医療評価制度(先進医療B)の枠組みで行われた臨床試験だ。わが国で最初に完了した先進医療Bのプロジェクトになる。

bFGF徐放化ゼラチンハイドロゲルによるCLI治療で良好な成績の画像

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