末梢動脈疾患(PAD)に対する血管内治療(EVT)が広く普及しつつあるなか、ガイドラインTASC IIIへの改訂を控え、特に大腿・膝窩動脈領域PADの治療方針を巡る議論が高まっている。川崎医科大学総合外科学の森田一郎氏らは、第41回日本血管外科学会学術総会(5月29〜31日、開催地:大阪市)で、大腿・膝窩動脈領域のPADに対しては、トレッドミル負荷試験により血行再建の適応を判断し、血行再建の適応が認められた場合には、病変長10cmを基準にEVT、外科的バイパス術(SBT)の適応を決めるなどとする方針で治療に臨んでいると報告。これまでの成績から見て、こうした治療方針が妥当であることを示唆した。

大腿・膝窩動脈領域PADの治療適応、トレッドミル負荷試験と病変長で判断の画像

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