末梢動脈疾患(PAD)に対する下肢血行再建術は、ゴールデンスタンダードの外科的バイパス術(SBT)か、急速に普及しつつある血管内治療(EVT)か――。小倉記念病院血管外科の岡崎仁氏らは、鼠径部以下のPADに対して血行再建術を行った1177肢の成績を分析。第41回日本血管外科学会学術総会(5月29〜31日、開催地:大阪市)で、大腿・膝窩動脈領域の血行再建術においては、TASC II分類C/D病変は、EVTの開存率を低下させるため「bypass firstが望ましい」とする一方、女性の場合、女性であることがSBTの開存率を低下させるリスク因子であったことから、「慎重な検討のもとでEVT firstとしてもよいのではないか」と報告した。

大腿・膝窩動脈領域への血行再建術、TASC C/D病変はbypass first、ただし女性はEVT firstも可の画像

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