新規P-セレクチン抗体製剤であるinclacumabをPCI施行の1時間前に投与することにより、術後の心筋傷害リスクを低減できる可能性が同剤の第II相試験(The SELECT-ACS)で示された。これまでにも待機的PCI施行予定の患者に対し、術1週間前から1日前にスタチンなどの薬物を投与することによって心筋傷害の抑制を図る試みはなされていたが、今回の検討では、非ST上昇型心筋梗塞(NSTEMI)患者への術1時間前のinclacumab単回投与で臨床的に意味のあるレベルの抑制が得られたことが示された。カナダ・Montreal大学のJean-Claude Tardif氏が本年のACCにて報告した。

P-セレクチン抗体製剤inclacumabの単回投与でPCI後の心筋傷害が減少の画像

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