昨年11月に開催されたAHA2012で、急性冠症候群を発症した患者に対し、CETP阻害薬のダルセトラピブを投与し、HDL-C値を上げても、心血管イベントの再発リスク減少効果を確認できなかったことが報告された。HDL-コレステロールとアポリポ蛋白A1濃度が上昇するにも関わらず、なぜダルセトラピブによって心血管イベントの減少を達成できなかったのか――。この問いに対して、スタチン治療によってmiR33が増加、その結果ABCA1発現とコレステロール流出が妨げられるとする研究成果が米国心臓学会(ACC2013)で報告された。同時に親水性の高いスタチンほどダルセトラピブ効果への影響は小さい可能性も示唆された。F. Hoffmann-La Roche(スイス)のEri

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