日本の心臓血管外科専門医制度は、今年度で発足10年目を迎える。その間、専門医の質向上を目指して、繰り返し見直しを図ってきた。認定条件を段階的に厳しくし、修練施設の集約化に取り組んだ。わが国の数ある専門医制度のなかでも最も先進的とも言われる。しかし、一方で、施設集約化が地域医療の確保を難しくしたり、修練医の地方離れを招く危険性も指摘されている。専門医取得に向けて日々励む修練医は実際にどんな修練を受け、現行の制度をどう考えているのか――。

心臓血管外科専門医の申請条件、受験者の約90%が「適当」または「もっと厳しくて良い」の画像

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