感染症は心臓血管外科術後の主要な合併症の1つ。生命予後、QOL、さらには入院期間や医療コストに大きく影響する。リスクの高い手術や患者背景を明らかにし、それを主なターゲットにした効率的な感染予防が望まれる。山形大学第二外科の前川慶之氏らは、心臓血管外科手術に伴う医療関連感染が約4分の1の患者で認められたこと、またその発生において、維持透析、胸部大動脈手術、年齢>80歳、うっ血性心不全および手術時間>440分が、独立した有意なリスク因子であったことを、第43回日本心臓血管外科学会学術総会(2月25〜27日、開催地:東京)で報告した。

心臓血管外科手術患者の4分の1で医療関連感染の画像

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