ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT-proBNP)は近年、心不全を診断する際の補助指標としてだけでなく、重症度評価、治療効果判定、予後推測などにも広く利用されている。さらに、心血管疾患のリスク予測因子として有用とする報告も散見されるようになった。筑波大学社会健康医学の吉原雅大氏らは、NT-proBNPを地域住民健診受診者約3500人で測定したところ、NT-proBNP値が高い群ほど、息切れなどの心不全が疑われる症状や心不全リスク因子である心電図異常、心房細動などの異常所見が高率であったことを認め、第23回日本疫学会学術総会(1月24〜26日,開催地:大阪府吹田市)で報告した。

健診でNT-proBNP値が高い群ほど、息切れや心電図異常、心房細動が高率の画像

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