近年、心血管疾患のなかでも特に心不全の増加が推測されているが、2011年3月の東日本大震災発生後、宮城県で心不全の増加がより著明となり、その状態が約2カ月間続いたことが分かった。第16回日本心不全学会学術集会(2012年11月30日〜12月2日、開催地:仙台市)の会長講演「急速に変化するわが国の心不全の実態と今後の展望−東日本大震災からの教訓−」で、東北大学大学院循環器内科学の下川宏明氏が報告した。大震災後に心不全が増えたというデータは、わが国はもとより、世界的にも初めて。

東日本大震災後に心不全患者が約2カ月にわたって増加の画像

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