Off-pump CABGはon-pump CABGに比べ、グラフト開存率が低い、あるいは再血行再建率が高いというデータが、最近のRCTで示された。不十分な血行再建が長期成績に影を落とすのではないかと危惧する見方もある。東京都済生会中央病院心臓血管外科の大坪諭氏らは、第17回日本冠動脈外科学会学術大会(7月12〜13日、開催地:東京)のシンポジウム「Off-pump vs On-pump−真の評価を問う」で、同科のon-pump CABG症例の10年生存率が80%を超えるなど、良好な長期成績が得られていることを報告。「『pumpを使わなくてもできる吻合』よりも『pumpを利用することによる良質な吻合』を目指すべきではないか」と訴えた。

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