心房細動(AF)は、心臓外科手術後の合併症のなかで最も頻度が高い。冠動脈バイパス術(CABG)では約30%と報告されている。入院期間延長のみならず、生命予後にも影響する。このため、予防治療の必要性が指摘されている。日本大学心臓血管・呼吸器・総合外科学の瀬在明氏らは、第76回日本循環器学会学術集会(3月16〜18日、開催地:福岡市)で、β遮断薬のランジオロール塩酸塩(静注薬)やビソプロロールフマル酸塩(経口薬)が、CABG術後AFの予防に有効であることを、ランダム化比較対照試験(RCT)で認めたと報告した。

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