冠動脈ステント留置後、低用量アスピリンとクロピドグレルによる抗血小板薬併用療法(DAPT)を受けている患者の血小板凝集能や心血管イベント発生は、クロピドグレルの代謝酵素であるCYP2C19の機能喪失(LOF)アレルの有無により有意差が認められたが、プロトンポンプ阻害薬(PPI)併用による影響は見られなかった――。第75回日本循環器学会学術集会(8月3〜4日、開催地:横浜市)で、熊本大学大学院循環器病態学の掃本誠治氏らの報告だ。この結果から同氏は、消化管出血のハイリスク患者ではPPIの併用を躊躇すべきではないと強調した。

ステント留置後のDAPT、PPIは影響せずの画像

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