左室駆出率(LVEF)が低下した心不全患者に対するβ遮断薬の治療効果は、これまではLVEFの改善だけで評価されてきた。だが、拡張機能がLVEFとは独立した予後規定因子であるとの知見も明らかになっている。阪大大学院循環器内科学の玉置俊介氏らは、β遮断薬によるLVEF改善が認められない収縮不全症例について検討し、LVEFに変化はなくても拡張機能は改善しており、心不全症状の軽減も認められると、第57回日本心臓病学会(9月18〜20日、札幌市)で報告した。

LVEFに変化がなくても拡張機能は改善するの画像

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