心房細動は、CABGなどの心臓手術後に見られる最も頻度の高い合併症とされる。ほとんどは退院時までに洞調律に戻る一過性の現象だが、緊急治療を要する血行動態悪化を引き起こしたり、脳塞栓の原因になることもあるため、積極的な予防措置が望まれる。第39回日本心臓血管外科学会学術総会(4月22〜24日、開催地:富山市)では、CABG後の心房細動予防に、β遮断薬の術前内服または術後持続静注が有用と考えられる成績が報告された。

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