第31回日本高血圧学会総会の会長を務めた札幌医大第二内科教授の島本和明氏は、会長講演「メタボリックシンドロームと高血圧――基礎・疫学から臨床まで」の中で、カリクレイン・キニン系からスタートした同氏の研究の流れを振り返った。特に1988年に提唱されたインスリン抵抗性という新しい概念から、レニン・アンジオテンシン系へと研究を広げ、メタボリックシンドロームとインスリン抵抗性、高血圧との関連にたどり着いた道筋を総括し、最後に最新の研究成果であるアディポネクチンの病態に言及した。

会長講演◆インスリン抵抗性と高血圧の関連を追究の画像

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