今年5月に欧州心臓病学会(ESC)が発表した心不全に関する新しいガイドラインでは、大きな変化がいくつかあった[1]。心不全が疑われる非急性例(non-acute onset)に対する診断アルゴリズムの提案、アンジオテンシン受容体ネプリライシン阻害薬(LCZ696)の位置付け、QRS幅130msec未満の患者に対するCRTの禁忌扱いなどが挙げられるが、筆者が注目したのが左室駆出率(EF)に応じた心不全の新たな分類である[2]。

今後は駆出率を3つに分けるのが常識になる?の画像

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