46歳の急性心筋梗塞(AMI)患者に対して、骨髄系幹細胞の冠動脈内注入療法が最初に行われたのは2001年3月30日。それから10年がたった[1]。この間、幹細胞によるMI治療の臨床試験は、ポジティブあるいはネガティブ両方の結果を出しながら症例を重ねてきた[2,3]。用いる細胞の種類、投与時期、投与方法、患者選択、エンドポイントの選択、ベースラインの左室駆出率(LVEF)――。これらのいずれもが異なるため、さまざまな結果が導き出されたと説明されている[1]。

細胞治療、今こそ10年越しの夢がかなうのかの画像

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