アスピリンや非ステロイド系抗炎症薬(NSAIDs)が大腸癌の発症・死亡を抑制するかもしれないと以前から報告されてきた[1-4]。その機序はいまだ確立していないが、Wnt/βカテニン系の抑制を介したものではないかと推測されている[5-6]。さらにアスピリン服用によって便潜血の陽性率が上がることも、大腸癌死亡抑制に関与しているのかもしれない[7]。

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