急性心筋梗塞では再潅流療法の普及によって予後は改善されたものの、致死的再潅流障害による梗塞サイズ縮小効果の減弱は克服できていない。動物モデルにおいては、心筋虚血・再潅流の繰り返しを、長期虚血の前(preconditioning)あるいは虚血後再灌流のごく初期(postconditioning)に行うことで、心筋梗塞サイズは30〜70%に減少すると報告されている。

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