QT間隔に代わる新しい指標としてElectromechanical Window(EMW)が提唱されている。通常は電気的興奮が完了した後に、機械的な心筋の収縮弛緩が終了するので、正常心臓ではEMWは正の値を示す。しかし、LQT患者では負の値を示すことがあり、これは心室の収縮、弛緩という機械的な活動は完了しても、再分極が終了していないことを意味する。このEMWの逆転現象はLQT患者におけるTdP発生の指標になるかもしれないと考えられている(2)。一方、非臨床試験において、最近EMWに対して懐疑的な結果が示された。

Electromechanical WindowはTorsade de Pointesの発生を予想できる指標か?の画像

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