心房細動に対するARB、ACE投与が「Up-stream」治療と称され、心房細動への確定されるべき治療法として、多くの研究結果が報告され、その結果も「Up-stream」治療を推奨するものであった。しかし、2009年にGISSI-AFで、「ARBの投与は心房細動再発率に影響しない」、さらに2011年にはACTIVE-Iで「ARB投与は心房細動症例の血管性イベントを抑制しない」と報告され、以後、極端なまでに、「Up-stream」治療は崩壊したかに受け止められている。今回、取り上げた論文は、ほぼ正常心機能の発作性心房細動に対する、ARBの発作再発抑制効果を検討している。

心房細動に対する「Up-stream」治療への再考の画像

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