心臓電気生理学に足を踏み入れてから、早20年以上たちました。「生体から心臓を取り出して中枢との連絡を絶っても、なお心臓は拍動を続けることができる――」。今では誰もが知っている現象で、細胞レベルでもほとんど明らかになっていると思っていたところ、現在では定説とも言うべき「イオンチャネルクロックとカルシウム(Ca)クロックの協調」説を巡って雑誌上で熱い論争になっていたので、紹介することにしました。

カルシウムクロックは本当に必要なのかの画像

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