フラミンガム研究によれば高血圧は心不全発症の大きなリスクで、男性の心不全の39%、女性では59%が高血圧に起因するとされる。高血圧により心不全発症リスクは2倍となるが、これはすべての危険因子の中で最も大きなリスクであり、なおかつ血圧の上昇に比例してリスクは増加する。しかも、心不全患者の9割は高血圧である。ACC/AHAガイドラインでも、高血圧をリスクとして有する無症候心不全(ステージA)の集団は、顕性心不全(ステージC)の1次予防が重要であると指摘している。

高血圧患者の心不全1次予防としてのβ遮断薬の画像

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