慢性心不全患者において心房細動の合併は多く、30%以上に認められます。心不全が悪化して心房細動を合併したのか、心房細動が最初に生じて心不全になったのか臨床的には判断しにくい症例も多いのですが、心房細動は予後も悪化させることが分かっています。特に、(1)血栓塞栓症が発生しやすく、(2)心不全悪化も生じやすくなりますので、抗凝固療法と心不全の基本治療(ACE阻害薬またはARBとβ遮断薬)は必須治療薬です。今回は、心房細動を伴った心不全患者の治療において見えてきた今後の方向性について考えたいと思います。

心房細動を伴った心不全患者の治療、見えてきた今後の方向性の画像

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