生化学指標を使えば、血液検査を行うだけで簡便に結果判定が可能です。肝疾患についてはトランスアミナーゼ、腎疾患ではBUN、クレアチニンなどが測定されています。循環器領域での生化学指標の利用は、ほかの疾患領域と比べるとずいぶん遅れていましたが、最近は心不全領域でのナトリウム利尿ペプチド検査、急性心筋梗塞での血中心筋トロポニン検査などが定着してきた感があります。私の専門はこれらの生化学指標の測定です。今回は最新の情報と今後の展望についてご紹介したいと思います。

心不全における生化学指標の最新事情の画像

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