ANPは血管拡張作用とナトリウム利尿作用を有するナトリウム利尿ペプチドの1つで、心房圧上昇に伴い心房筋より分泌されます。ヒト遺伝子組み換えANP(hANP、カルペリチド)が1995年より臨床応用され、2011年の心不全治療ガイドラインでは肺うっ血患者・難治性心不全患者でクラスIIa、レベルBとなっています。hANPにはニトログリセリンには見られない心保護作用があると言われています。ニトログリセリンもhANPも、cGMPを産生することが主たる作用です。同じようにcGMPを産生するのに、hANPには心保護作用があるのはなぜでしょう?

ヒト遺伝子組み換えANPが心不全に有効な理由の画像

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