心臓は約50億個の心筋細胞からなるが、これらの興奮は洞房結節のわずか1万個弱の自動拍動するペースメーカ細胞によって維持される。加齢や心不全などにより洞房結節の機能が低下すると、人工ペースメーカの植え込みによる治療が行われる。ペースメーカ植え込みは新規が年間4万件弱、ジェネレーター交換を含めると年間6万件弱で年々微増傾向にある。これだけで全医療費の約2%を占め、医療費高騰が叫ばれるわが国では重荷となっており、「生物学的ペースメーカ(biological pacemaker)」の開発に期待が寄せられている。

生物学的ペースメーカに人工ペースメーカ代替としての可能性がの画像

ログインして全文を読む