本年5月号の駒村和雄先生の講座で、「月並みな結論の地中海食研究がNEJMに掲載されたワケ」という興味深い記事が掲載されている。地中海食が心血管疾患に良い食事の代表であるなら、さしずめステーキなどの肉食が心血管疾患に悪い食事の代表だろう。本年Nature Medicine誌5月号に、赤肉に含まれるカルニチン(L-carnitine)がアテローム性動脈硬化に関係するというショッキングな論文が発表された。これをきっかけに、全米では「カルニチン論争」が勃発している。

肉食の心血管病リスクに関する「カルニチン論争」――腸内細菌叢のエンテロタイプが鍵?の画像

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