肺動脈性肺高血圧症の病理所見では、肺動脈の狭窄とこれに伴う血管内皮細胞・平滑筋細胞の増殖を特徴とし、後者は「叢状病変plexiform lesion(PFL)」と呼ばれる。肺動脈の狭窄にはエンドセリンシグナルが関与し、エンドセリン受容体拮抗薬bosentanが肺高血圧の治療薬として使われる。一方、叢状病変plexiform lesionのメカニズムは不明であり、その治療法も確立されていない。今回、そんな叢状病変形成に「アペリンapelin」と呼ばれるシグナルが関与することが以下の論文で示された。

肺高血圧症の新たな治療標的が浮上の画像

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