一酸化窒素NOは、ずり応力shear stress・アセチルコリンなどの刺激で血管内皮細胞から放出され血管平滑筋を弛緩させる働きがある。この血管内皮由来弛緩因子のNOはガス状シグナル物質であり、その発見以来血管内皮細胞−血管平滑筋細胞間を自由に拡散するものと考えられてきた。今回、この常識が覆された。NOは、内皮細胞−平滑筋細胞間を自由拡散するのではなく、同部位に存在するヘモグロビンHbが交通整理にあたることが以下の論文で明らかとなった。これは、まさに「目からうろこ」の新展開である。

自由に動けない一酸化窒素NO ヘモグロビンが交通信号!の画像

ログインして全文を読む