先日、2011年の死亡統計が発表された。1951年以来60年続いてきたがん・心疾患・脳卒中のベストスリーが崩れて、脳卒中が4位、肺炎が3位になったのに驚いた人も多かったのではないだろうか。われらが心疾患は、治療の進歩にもかかわらずいまだに第2位の座に居座っている。心疾患死亡のもっとも多い原因の心筋梗塞では、初回心筋梗塞の救命率はTPA導入や緊急PTCAの普及により90%に近づいている。その一方で、心筋梗塞の再発率は高い。特に心筋梗塞発症後の1年間は17.4%となっており、心筋梗塞の1次予防に加えて2次予防(再発防止)の重要性が問われている。心筋梗塞再発に関して、興味深い論文がNature誌に発表された。

“MI beget MI”、心筋梗塞自体が動脈硬化を促進するの画像

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