中枢神経に限らず画像診断において重要なことは、年齢・好発部位・進展形式・機能に基づく考え方であって、それらは解剖の理解に基づいています。「辺縁不整」「高信号」といった「画像の見え方」は最重要ではありません。特に中枢神経は解剖と機能・主訴が直結することが多いので、臨床像を理解しやすい部位です。「主訴」という言葉は「その人にとって何が一番問題なのか」という意味を持つ、画像診断にとって重要な、思いやりのある医学用語です。

症状と形態の関連(前編)の画像