前回は「問診の良書」を紹介した。その時に、「我々は、『日常診療で患者が訴えている症状がどのような意味であるかを明らかにして、正確に理解する』ための一つひとつの作業を怠って、ついつい安易な検査に逃げてしまっているのである」と述べた。ここでいう「正確に理解するための一つひとつの作業」とは、すなわち「コミュニケーション」である。ということは、言い換えれば、「我々医師はコミュニケーション能力が乏しい」ということになるのではなかろうか?

コミュニケーションの良書3冊の画像