少量多品種の医療器具の製作は機械化が難しいが、一部の工程を機械化する工場は増えてきている。それでも一貫して手作業で作りつづける工場は存在する。職人が手作業でおこなうことには、れっきとした利点があるからだ。それは終始、職人の五感を使って作業するため、人体を傷つける要素を限りなく減らせること。「医療器具屋さんが作った耳かき」で有名な三祐医科工業もそんな職人が集まる町工場の一つ。

職人たちが自信と誇りをもてるようにの画像