私は何か特別なきっかけがあって医者を目指したというわけではありません。医者の家に生まれ、兄も自分も医者になるものだと思って育ちました。父は産婦人科の開業医で、私の同級生の弟や妹も大勢取り上げているような、地域に根差した町医者でした。毎日お産があって、母親が患者さんの食事を作り、私もその手伝いをしていました。医者の家ではこれが普通なんだと思っていました。

「座学より症例で学びたい」 未知の分野への探究心から胎児医療分野への画像