日本にいたころの年末というと、忘年会がひと段落し、年末年始のオンコールの当番を決め、正月をどのように過ごそうかと考えている時だった。巷では新たな年への準備が始まり、何となくせわしないという年末の雰囲気を気に入っていた。「年が暮れ、いよいよ新たな年になるんだなあ」ということが、通りに立てられた門松、テレビ番組の特番、今年の重大ニュースという記事を見たりして感じていた。特に何が変わるわけでもないのだが、新たな年を迎えることで気持ちも新たになるのは不思議なことだ。

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