本作は、昨年秋に封切られた話題作。第66回カンヌ国際映画祭で招待作品として上映され、審査員特別賞を受けた。上映終了後は10分間のスタンディングオベーションがあり、是枝裕和監督と主演の福山雅治は涙したという。9年前の第57回の映画祭でも、同監督は『誰も知らない』(2004年)で主演した少年(柳楽優弥)に、史上最年少かつ日本人初の最優秀主演男優賞をもたらした。もちろん両作品とも、その他国内外の賞を多く取った。

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