「いやあ、原因は見当ついているんですけどねえ」と自分で言いながら、来院してくる患者さんたちがいる。料理人の腱鞘炎や、トラック運転手の慢性腰痛などのケースである。診察してみて、「ううむ、やはり、お仕事のせいでしょうねえ」と答えるしかない職業病は、安易に休養を勧めるわけにもいかず、厄介だ。

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