前回のコラムでは、北陵クリニック事件における宮城県警のでたらめな捜査を例に取り、警察官たちには医療事故の真相究明能力がないことを説明しました。彼らの大失態が15年経った今日まで何ら批判されることなく見逃され、誰も何の責任も取っていないのは、なぜなのでしょうか?理由は簡単です。本来、警察・検察に対して厳しい審査員であるべき法医学者たちに医療事故捜査のチェック能力がないからです.それどころか、トンデモ捜査に迎合するトンデモ法医鑑定が冤罪(えんざい)を生み出してしまうのです。

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