患者さんは、「薬をもらってきた」とは言っても「薬を買ってきた」とは言いません。医師の側にも、通常「薬を売っている」という意識がありませんが、これは、現物支給を原則とする日本の保険制度下では、商品・サービスの購入という構図が見えにくくなっているからであって、医師が市場の末端で「薬の売り手」として機能していることは、だれも否定できません。

ログインして全文を読む