日本の緩和ケアには問題点が多い。特に、緩和ケアの対象疾患が限られている現状は深刻である。。癌やHIVの患者のみがホスピスの恩恵に預かることができる。EOL(the End of Life:終末期)は、何もこれらの疾患に限るものではない。万策尽きて次なる一手のない場合や、患者自身が薬物治療などを希望せず余命が少ない場合も、日本以外ではEOLとみなされている。しかし日本では、これらの患者さんたちは、現在の医療制度から冷たい扱いを受けているのである。

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