「寄生虫がいるとアレルギーになりにくい」という話を以前はよく見聞きした。特定の仮説を支持する学者の意見がメディアで取り上げられ、その反論が一般に知らされることなく、いつのまにか常識化してしまう代表的事例ではないかと思う(「藤田先生の寄生虫とヒトの共生の考え」)。この寄生虫に関する仮説は、論文を検索すれば、衛生仮説のメーンストリームではなく、ごく一分野にすぎない。

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