ある日、小児科当直として勤務していたときのことです。日本ではまず診ることがない鎌状赤血球症の子どもがおり、その血圧が低めだということで呼ばれました。この病気は、異常な赤血球が壊れやすくなっており、急性の溶血性貧血を起こすことがあります。そのため、早めに正常な赤血球を輸血して循環量を確保することが必要です。

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