先日帰国した際、最近話題となっているジャーナリスト堤未果氏の『沈みゆく大国アメリカ』(集英社新書、2014年)という本を読みました。読んでいない方のために要約すると、2010年に成立し、2014年から実施されているオバマケア(アメリカ版皆保険制度)によって、医療を食い物にした弱肉強食のマネーゲームが加速され、無保険者が救われるどころか保険を持っている人までが高額な医療費を払うことができず自己破産に陥っていく。さらに、膨大な事務作業や訴訟によって、医師たちもどんどん医療現場を去っていっており、アメリカ医療の大崩壊が始まったと刺激的なタッチで書かれています。

「沈みゆく大国アメリカ」の現実の画像

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