「私はこれから何のために生きていけばいいの?」――。マリアの言葉と頬を伝う涙が今も忘れられません。マリアはメキシコからの不法移民で、従兄弟の助けを得てようやくニューヨークへ移住。その彼女が「持病の喘息」で呼吸困難を起こしました。近場の病院に運び込まれたとき、酸素飽和度はノンリブリーザーマスク(リザーバーマスク)で82%だったそうです。緊急に気管挿管されICUで治療を開始したようですが、酸素飽和度が上がらないのでエコー検査をしたところ、アイゼンメンジャー症候群が発見され、心臓手術のために私の勤務する病院に搬送されてきました。

「働けなければ、どうやって薬を買うの?」の画像

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