国連のミレニアム開発目標(MDGs)は、2015年までに世界が達成すべき8つの目標を設定していますが、その第一に挙げられているのが、世界中の人々を貧困や飢餓から解放することです。貧困が健康状態の悪化を招き、健康状態が悪化すると収入の道が閉ざされ貧困からいっそう抜け出しにくくなるという悪循環があるからです。そこで今回は、先進国では眼内レンズによる治療が普及しているものの、世界的にみるといまだ失明原因のトップ1である白内障による視力障害と、貧困との関係を検討した症例対照研究を読んでみました。

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