「たかが中耳炎、されど中耳炎」。和歌山県立医大耳鼻咽喉科教授の山中昇氏が講演のたびに口にするフレーズです。「子供の発熱を診たら中耳炎を疑うべき」と訴える山中先生の目に、子供の中耳炎を診療している耳鼻咽喉科医や小児科医の間で、その治療法についてかなり混乱が起きていると映ります。前回は薬剤耐性菌の拡大についてうかがいました。今回は、その結果として、中耳炎の診療はどのような影響を受けているのか、現状をお話いただきます。

治癒しにくい難治例や遷延化例が急増の画像

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