昨年末、友人から奥さんの癌治療について相談を受けた。50代の奥さんの体調がいまひとつで病院を受診したところ、ステージIVで余命半年と告げられたという。標準治療の説明を受けたが、「もっと長く人生を送らせてあげたい」と藁にもすがりたい思いで、こちらを訪れたとのことだった。
 「どんなことをしても妻を助けたい。財産をはたいてアメリカで治療を受けてもいい。免疫細胞療法というのがあるそうですね。特効薬のオプジーボと併用してくれる病院もあるらしいけど、効くでしょうか」

藁にもすがりたい癌患者の家族に伝えたことの画像

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