勤務先の佐久総合病院で、月に一度、「トーク・カフェ」という小さな勉強会を開いている。昼休みに看護師、リハビリ職員、事務職員、地域の有志の方など5人前後が集まり、それぞれが気になる新聞記事や雑誌の記事を持ち寄る。記事は短いものでよい。

 そして参加者全員が、順番に、自分が選んだ記事について5分間スピーチを行う。記事を読んでどう感じたかを一人称でしゃべるのだ。その後、集まった人たちで、5分間、意見を述べ合う。時間にすれば1時間弱の学習会なのだが、職種や立場を超えて気軽に語り合える。始めてから2年が経過した。

 病院という組織で働いていると、時々社会とのつながりを見失いがちになる。記事をよりどころに社会との関係を見つめ直す、いい機会になっていると思う。

病院と社会をつなげる「トーク・カフェ」の画像

ログインして全文を読む